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冠葉は女性にもてる。そして女遊びが激しい。


でも冠葉の本命は陽毬。


どうしてあそこまで思っている本命がいるのに、
どうでもいい女とつきあったりしていたのか
その理由を考えてみました。


①陽毬を好きだということを晶馬や陽毬に悟られないためのポーズ
②企鵝の会に出入りしていて留守がちなのを誤魔化すため
③陽毬に手を出せないので性欲を発散させるため
④情報収集や金の工面のため


ざっと私がおもいつくところでこんなところです。
他にもありそうな気がしますが、今は思いつきませんでした。

さて①②の理由
「むかしの女にそういうのに強いのがいてな」という2話のセリフから
なんだか怪しいことに詳しい=昔の女という、
晶馬へのごまかしに利用していたフシはありそう。実際は企鵝の会の情報ですよね。
でも、誤魔化すだけなら女の子とアダルトな行為にまで及ぶ必要がない
表面上だけ付き合っている風に見せればいいので、理由がこれだけということはない。


④の理由
情報を集めるなら企鵝の会の力で十分な気がする。
19話で「ホ・ホストとか(やってるんじゃないのか?)」と晶馬に言われたとき
妙にあわてていたのが怪しかったので、過去に女相手に金を稼いでいた可能性はある?
でも、企鵝の会から受け取っている金があるので、メインの理由とはいえない。

③の理由
これが一番ありそうな気がします。
というか、アダルトな行為に及ぶ理由がこれ以外に思いつかない。

⑤だれにも自分の苦しみを打ち明けられない辛さから、依存していた

⑤について
③の理由の派生というか、女の人を抱いていた理由が性欲ではなく
孤独感とか、苦しみとか、言葉にできないことを発散させていたのではないか?
女の肌に触れていると少し安心するというか、ぶっちゃけ甘えたかったのかもしれない。
本当に好きな人には触れることが出来ない、苦しさを忘れるための代償行為。
冠葉の孤独の苦しみが、女性への依存になっていたのでは?という考え。


■冠葉が付き合っていた女の子について
物語中に出てきた女の子たちは、みんな派手目な子だった。
悪く言うとビッチくさいというか、男慣れしてそうというか、非処女っぽい感じ。

小説版を読むと、冠葉は誰かれ構わず付き合っていたわけではなく
目の前でラブレターを突き返してみたりと、振ることもあったよう。

おそらく、後腐れがないように処女っぽい子とは付き合わなかったのでは?

冠葉は苹果に対して
「ド変態のストーカー女だから部屋を荒されてもかわいそうもくそもない」
という考えをもっているので
「男と遊んでる女なら俺にやり捨てされてもかわいそうもくそもない」
という考えだったんじゃないのかな、と。
女慣れしていた冠葉が苹果のことは晶馬におしつけていたのも
苹果が処女(っぽく冠葉には見えた)だったので、やりにくかったから。

せめて処女には手を出さない冠葉の優しさなのか
処女は単にいろいろ面倒くさいから避けていただけなのか。

でも本命の陽毬ちゃんは処女だろうけれど。
意外に冠葉は本命には処女厨のような気がする。

冠葉の初体験てどんな相手だったんでしょうね?
けっこうろくでもない初体験してそうですが、
多分寂しさに負けてって感じだったんじゃないのかなと妄想してみたり。

強がってても意外に弱い子ですからね。
別れた後も女の子が追いかけてきてるので、弱さを見せる演技をしてたのかもしれない。
演技じゃないんですけど、冠葉的には本心から甘えてるわけじゃなかったと思うので。
冠葉みたいな子に弱さを見せられたら「はわわ、私だけが知ってる冠葉!!」
ってなって、ふられても追いかけてしまいそうな気がする。ギャップ萌え。

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