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自分のことを書こうと思います





私はずっと自分という人間が好きになれませんでした。
理由は、なりたかった人間とあまりにもかけ離れてしまったからです。

私の性格は、臆病で人を観察しまくって、
相手がなにをされると不快に思うのか、何が好きなのか
自分と合うか合わないかを考えて考えて人を選ぶ、そんな性格です

でも、私がなりたかったのは、誰とでも先入観なく仲良くできて
かわいらしい性格で誰にでも愛される人です
ちょうどいとこがそんな感じで、比較されては貶されて
とてもみじめな思いをずっとしてきました

なぜこんな性格になってしまたのか

私は父と一緒に住んだことがほぼありません
大人は母と祖母だけの家でした。祖父は単身で別なところに住んでいました。
母と祖母はあまりこどもに興味がありませんでした。
話しかけても、こちらを向いてくれることはなく
ただめんどくさそうに、興味がない、知らない、勝手にしろと言う人たちでした。
金と物は与えてやってるんだから、面倒は見てやってると言われていました。
何かをうるさく言われることがなかったので、楽だなと思っていました。

子供の頃の私は、それを子供の自主性に任せるよい親だと捉えていました。
でも、そうではないことに大人になるにつれて気づいてきてしまった。
単に、話を聞いたり、こどもが何を思っているかを考えるのが面倒くさかった
こどもに興味がなかった。それの言い訳に物だけ与えていたのだと気づいてしまった。
自分たちのことに忙しく、子供にかまう暇などなかっただけだった。

こどものころ、話しかけると嫌そうな顔をされるので
話がつまらないからだと思い、必死に興味のあることを観察して
そのことについてできる限り調べたり、
なんでもできるようになれば、自分に興味をもってくれるのでは?と思い
なんでもできるように必死に努力していました

結果、人をやたらと観察する理屈っぽいかわいさのかけらもない性格になり
都合の悪い時だけ頼られる人間になりました
母や祖母はいまだに、私と話をするときこっちを向いてくれることはありません

努力してきたことは、すべて無駄だったと気づきました
それどころか、なりたくなかったタイプの人間に自分はなってしまっていた
いまさら先入観をもたずに人に接することなどできなくなっていました

人を観察しすぎるせいで、人の嫌なところが見えすぎてしまい
人を信じられない
少しでも自分に興味がなさそうなそぶりをされると
つらくて縁をきってしまう
なんの努力もせず人に好かれる人間に
異常なほどに嫉妬する

してきた努力は無駄どころか、足をひっぱるものになっていました

こんな性格ではひとりで一生を過ごす以外どうしようもない
それに気づいてしまった
無視されるのが嫌で、自分に興味をもってほしくて、やってきたことの結果が
一生孤独に暮らすことだった

耐えきれなくなって号泣していました
私の人生とはなんなのだろうと思いました

いまだに、話しかけると嫌そうな顔をされます
ひとりで勝手にしゃべっているようで、存在を無視されているようで
自分はいないほうがいい人間なんじゃないかという気分になって
とてもむなしいです

家族以外の人といても、所詮自分は価値なんてない人間だからと思ってしまう
好きな人といても、こんなつまらない自分を好きになる人はいない
そう考えてしまう

話を聞いてほしいと言っても
「今いそがしくてそれどころじゃない」とずっと言われてきました
子供のころは暇になるのを待っていた。でもそんな時間が訪れることはなかった。

金と物だけはきちんと与えてくれます。
なのになにが不満なんだと言われます。
でも、金も物も欲しいと言ったことはないです。
ただ、話を聞いてほしかった。私に興味をもってほしかった。

こんな人間になりたいわけじゃなかった。

一生を孤独で終わるために努力してきたわけじゃなかった。

でも、いまさらもうとり戻すことはできない。
結婚して幸せそうに暮らしている人たちがうらやましくて気が狂いそうになりました。
死ぬまでずっと苦しむんだなと思いました。

大人になって親への恨みが日に日に募って行きます
興味がないなら産んでほしくなかった




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