僕たちを巡る輪

ピンドラ12話。

もう、なんか、感情がおっつかなくて。

昴くんの演技めっちゃうまくなってるな。
感情こもってももうジャイアン化しなくなってる。
それ以上に荒川さんがすげえ。
そして石田彰を酷使しすぎだ。

俺には彼女が世界の･･･すべて　かな？
あんなふうに愛されたら、もし陽毬が冠葉の気持ちを知っていたら
それは辛いだろうな陽毬。

とりあえず、前半の事件部分。
真っ向から事件を扱うんだなと。しかも幹部なんだと。
これをこう扱うってことは、監督よほどの覚悟だなと思う。
でも事件自体は爆破テロってことで少し違うか。


事件の内容は判明したけど、まだあいまいな部分があるな。
そもそもなんであの事件を起こす必要があったのか？
「ピースする」ってどういう意味？
なぜ男の子が生まれたことが、事件発動のキーだったのか？
「双子が生まれた」と言わなかったのは、伏線か？ミスリードか？
南極探検隊みたいな写真があったけど南極で何があった？
「ピングフォース」は何を作ってる（た？）会社？組織？なのか？

多蕗の切断されてつながれたような指と鳥かごの謎。
多蕗の現状はやっぱり不自然。
高校生の時点でアレだけ引きずってた桃果を、あきらめられたとは思えない。
少なくとも彼は、高倉兄弟が当事者の関係者だって知ってるはずだけど。
担任だから、生徒の家族事情を知らないはずない。
冠葉あたりがうまくごまかしてるのかもしれないけど。
記憶がおかしくなってるの？それとも何か企んでるの？

桃果の遺体は発見されていない。生きている可能性がある？
ぼかされ続ける桃果の顔。登場人物の誰かに似ているから？
髪はうすいピンクで誰の色とも違うけれど。

鷲塚医師の机に意味ありげな写真立てを置く眞悧。
鷲塚医師も関係者か？何を知っているのか？

プリクリさまのセリフ。
「お前たち」はピングドラムを「失った」というセリフ。
「奪われた」のではなく「失った」？
苹果だけでなく晶馬もピングドラムを持っていたことがあるのか？
「あいつをとめろ」のあいつってだれ？ざっと思いついただけで何人か。
「闇兎」というセリフから眞悧が有力？

夏芽さんの言っていた「１６年前の呪い」とは？

ああ、駒はいっぱい出てきたけど、こんなの組み立てられない・・・。

ロールキャベツのシーンは、今回唯一の癒し。最後の情けか。
もうこういうシーンは見れらないのかもしれないね。
冠ちゃんの好物だから、ロールキャベツだったのね。
仲直りするときは、食べ物で、晶ちゃんの考えそうなことだけど。
陽毬ちゃんの意外な一面にびっくり。けっこうアダルトな遊びを（笑）
冠ちゃんは陽毬ちゃんのああいう、茶目っ気あるとこも好きなのかね。
晶ちゃんは、やっぱ陽毬ちゃんを美化して見過ぎだな。
冠ちゃんのことも、一面しか見てなさすぎ。ちゃんと見てればわかるはずなのに。
苹果ちゃんにも「簡単に日記手放すなんてバカ」とか言っちゃうし
他人が何を思ってるのか。何を思ってその行動をとるのか、
ってことを考えなさ過ぎて無神経なとこある。
すっごく性格いいのに、優しいのに、そこがちょっと「あーあ」って思う。
たぶん他人に興味がないんだろう。というか自分の世界に閉じこもってるから。

このへんまではまだなんとか頭回ってて。
で、
プリクリさまと冠ちゃんのシーンがあまりに壮絶すぎて、頭フリーズした。
正直「うおおおおおお」しか感想出てこないのだけど、なんとかして書く。


「命」抜き取るシーンは、もうどうやっても兄妹には見えないね。
冠ちゃんが男の顔してる。
「俺には彼女が世界の」のテロップ。これには胸が締め付けられた。
そこまで想っていても、それ以上触れることはできないあの距離。
１話の生存戦略で冠ちゃんから抜き取ってたのは「命」だったんだな。
冠ちゃん今回死ぬ気だったでしょう？
あのままプリクリさまが引き抜いていたら、死んでたよね。


でも冠ちゃんじゃ駄目なのね。冠ちゃんは違うんだ。


冠ちゃんが報われるシナリオがまったく思いつかない。
なんでこんなに運命は冠ちゃんに冷たいの。
妹を好きになったことは許されないから、報われることはないのかな。
本人が報われようとは思ってないのが痛いほど伝わってくるね。
もう、ただ好きなだけ。究極に好きなだけ。

冠ちゃんも、晶ちゃんと同じ罪の意識はあるんだよな。
あまり表には出さないけど。
罰を受けるのは本来自分だから、
自分の命で陽毬を救うのは当然と思っていたりもするのか。


さて晶馬･･･
唐突にメリーさんの羊の話をはじめたわけですが。
あれ、誰かから聞いたの？
晶ちゃんが事実に基づいて作った話なの？
なんで突然？何か思い出したの？
唆すのは「黒い兎」眞悧が以前にも高倉家に関わっていたのはほぼ確定か？
あの「りんごの木」がなにをあらわしてるのか。千江美さんか？
千江美さんも眞悧に生き返らせてもらったのか。
女神さまとは何かの比喩なのか？それとも本当に神的ななにかなのか？
剣山は二度罪を犯してる？
剣山は千江美を生き返らせるために、何かをどこからか盗んだ。
かつて働いていた？所属していた？ピングフォースか？
両親が居なくなったのはこの二度目の罪が原因？
ピングフォースにばれて、テロ事件の罪をかぶせられた？
そもそも両親は捕まってるのか？逃げているのか？


そしてすべてが意味不明な眞悧。こっちの世界にに出てこれたのね。
敵なのか？味方なのか？目的は？
たぶん陽毬を生き返らせてくれるんだろうけれど。
メリーさんの話が、千江美さんを生き返らせた話だとすると
今回も同じことが起きるのか
女神さまを怒らせ罰をうけなくてはならなくなるのか。

陽毬が誰の花嫁なのか「それは君が元の世界に戻って僕を必要としたときに教える」
と言っていたけど、今がその時なのか？
冠葉ではダメの意味は？運命の相手ではないという意味？
プリクリが晶馬には手を出さないのはどうしてなのか？
運命の相手なら蘇らせることができるのか？ピングドラムとの関係は？


だめだあたままわらねえのに無理やり書くもんじゃないな。

南極物語から名前をとってたのがただのお遊びじゃなかったってことで
銀河鉄道の夜もそれなりに意味があるんだろうなと。
サソリさんのお話も出てきたし。
眞悧がもつ苹果「苹果は愛による死を自ら選択したものへのご褒美」
冠葉への褒美か？
にしてもあの苹果のマーク。アンプルにも見えるけど、時計にも見える。
時間を操ったりとか、時空を超えたりとかできるのかな？

だよねって誰に言ってんだお前？
なにそのどや顔ちょうイライラする殴りてえ。